配当貴族指数への投資
先日、配当貴族について書きましたが、連続増配25年以上の配当貴族銘柄が107銘柄、
50年を超える配当王銘柄が26銘柄もあり、合計で133銘柄です。
全部を1株づつ購入したとしても12,581.3ドル(約1,396,524円)もの費用が掛かります。
これはちょっとコツコツどころの話じゃないですよね・・・
じゃあ、この中から数銘柄選んで・・・って、どれを~?となりますよね。
そんな方のために、 S&P500配当貴族指数とそれに対応した投資信託を紹介したいと思います。
(もちろんETFもありますが、コツコツ投資では投資信託を紹介します)
S&P500配当貴族指数に連動した投信信託は2つあります。
・SMT米国株配当貴族インデックス・オープン
・野村インデックスファンド米国配当貴族
いずれもS&P500配当貴族指数に連動することを目標とした投資信託です。
S&P500配当貴族指数とは、S&P500構成銘柄の内から過去25年以上連続して毎年増配をしている
銘柄のパフォーマンスを測定した指数です。
S&P500超えるリターンが期待できます。
グラフの青が配当貴族指数、赤がS&P500です。
配当貴族はS&P500の選抜メンバーではありますが、配当を出していないアマゾンやグーグルなどの今、勢いのある銘柄は含まれていません。
そのため、大きく増えることはありませんが、逆に大きくて下がる可能性も低い、ある程度ほったらかしても大丈夫なコツコツ投資には適したインデックスだと考えています。
上で紹介した2つの投資信託のどちらを購入するかは利用している証券会社での取り扱いや手数料で選べば良いと思います。
信託報酬は野村の方が0.054%低いですが、信託財産保留額が野村は0.1%、SMTは0です。
信託財産留保額とは、投資信託を解約する際に投資家が支払う費用のことです。 ただし、別途投資家が支払うのではなく、「基準価額に対して何%」といった形で解約代金から差し引かれるものです。
長期間の運用を考えると、野村がよいと思われます。